「新しい日本語を作る会」 数詞の廃止 | 2004.5.29 |
長いものは「1本」「2本」と数え、魚や動物は「匹」、でも大きな動物は「頭」と数え、飛行機は「1機」エレベーターは「1基」……こういった数詞の使い分けは、幼児や外国人等の日本語習得にあたって著しい障害となっていることは明白である。
ものを数えるときに使う数詞は、「個」に統一し、その他を全て廃止とする。
例:
「新しい生徒は何個か」「まだ1個も入ってません」
「生ビールを4個、焼き鳥を5個、それと箸も1個下さい」
「東京の地下鉄では、電車が1時間に10個以上くるのは当たり前だ」
「民主党の○○議員が3000個差で当選しました」
但し、いわゆる「単位」についてはこの限りではない。
例:
「重さが5キロある」
「この部屋は8畳だ」
「コメを1俵分けてくれ」
飲食店などにおいては、料理の数で「一皿」という表現できないため、注意が必要である。
例:
「餃子を1皿お願いします」
「は?」(存在しない表現なので、店員には理解ができない)
「失礼、餃子を1個お願いします」
「こちらは、お皿に6個のって参りますので、6の倍数でご注文下さい」
「じゃあ、6個でお願いします」
当然、慣用表現やことわざも例外ではない。
例:
「2個追うものは1個も得ず」
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