最近腹の立つこと
使い捨てコンタクトの「1ヶ月分」
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2005.5.31
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さすがに今はメーカー公式にはそうは言っていないのかも知れないが、私はこれが非常に気にくわない。
1日使い捨てタイプのコンタクトレンズは、大体どのメーカーも1箱に30枚入っているのだが、それを「1ヶ月分」と称するのである。
だが、1ヶ月の日数は平均で約30.4日である。閏年ならピッタリ、30.5日だ。
しかも私が長年使用している限り、1日使い捨てコンタクトレンズは1箱あたり0.5枚ぐらいの率で「不良品」が入っている。装用してもどうも目がしばしばして仕方がなく、別のを開封して装着すると不快感がなくなるのだ。これは、大量生産の中での品質のばらつきだろうが、使用者に別の新しいものを開封させるぐらいだから「不良品」と呼んで良いだろう。
だから、1ヶ月分とは30枚どころか、少々余分があったっていいはずなのだ。30.4枚というのは物理的に無理だから、31枚か、32枚入りとしてくれて良いだろう。
店頭でも「○ヶ月分」という言い方をするし、ネット通販でもそういう売り方をしている。「約だよ、約」「30枚って書いてあるんだから、詐欺ではないでしょ」と言われればそうかもしれない。だが、不当表示に当たる可能性もある。いろいろとうるさいこのご時世で、この業界では平然と「○ヶ月分」と言っているのは一体どういうことなのか。
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