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最近腹の立つこと
カップラーメンは、フタに作り方を書け
2001.8.31
 袋入りの生ラーメンは、麺を茹でるのとは別にお湯を沸かし、スープの素をお湯で溶いてスープを作る。というか、そもそもラーメンとは、スープで麺を茹でる料理ではなく、スープを別に作るのが本道である。実はカップラーメンも本当はスープを別に作って、麺はただのお湯で戻して後で合体させるべきだそうだ。これは先日の新聞にメーカーの担当者の話として載っていたものだが、じゃあどうして「作り方」に書かないのかというと、「インスタントラーメン」は「手軽さ」をウリにしている部分もあり、いくらおいしくなると言っても手の込んだ作り方を表記するのは考え物なのだそうだ。

 さて、カップラーメンに表示されている情報で最も重要なのは、作り方だ。たいがいは「かやく」と粉末スープを先に入れてお湯を注ぎ、食べる直前に液体のスープを入れれば良いのだが、しかし、やはり作り方は重要だ。それなのに、なぜか、作り方は、大半の製品で、フタに表記されていない!

 こういう場合は側面に書かれているわけだが、フタの方が断然読みやすい。それに、側面に書かれると、どこに書いてあるのかを探すのに最高で一回転容器を回さなくてはならないのだ。

 じゃあフタに何が書いてあるかというと、どうでも良い宣伝文句と「イメージ写真」である。購買意欲をそそって売上を向上するにはフタには宣伝文句と「イメージ写真」を載せる方が得策だと思っているのだろう。一旦買ってしまった客が多少の不便を感じつつ側面の作り方を読みとるとしても、それは買ってしまったあとのことだ。しかし、作り方などホンの少しのスペースで済むのだからフタに書けばよいのにと思うのである。

あのね さんのコメント:
No.34は利益のためなら説明書なしで売っても構わないという暴論と変わらない No.35
たろう さんのコメント:
おしい。観点がづれてる。カップラーメンで売れる売れないは味ではなくフタの広告である。企業である限り利益を優先する。よってフタには売れる内容しか掲載しない。逆に考えればわかる、フタに作り方しか書いてないカップラーメンは消費者は買わない。消費者はロジックではなく感情で動く原則である。 No.34
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