最近腹の立つこと
高速道路の工事における広報費を削減すべし
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2002.10.20
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手元に、「東名集中工事」というB5で4ページをさらに半分に折ったフルカラーの立派なパンフレットがある。高速道路のサービスエリアで配布しているものである。工事の区間と時期・内容を説明したものであるが、タレントを使い、紙も立派なものである。東名高速の工事では、テレビコマーシャルまで放映して広報を行っている。今回に限らず、平素から工事のお知らせや渋滞予測などでは、過剰に立派なパンフレットを作成している印象が私にはある。
たかが工事の広報で、お金をかけすぎではないだろうか。私が言いたいのは、広報をやめろと言うことではない。タレントを使ったり、パンフレットをカラー刷りの立派なものにする必要がないと言いたいのだ。道路建設の予算から見れば非常に小さい額で、彼らには些細なことに思えるのかもしれない。しかしこうしたパンフレットやCM制作関連で発注している業者はいわゆる公団ファミリー企業であるのかもしれないし、そうだとすれば、天下りの人たちのために無駄を働いているのかもしれない。
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