最近腹の立つこと
国土交通省関連の道路看板の設置をやめて
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2003.10.15
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道路を走行していると道路標識の他に様々な“公式な”案内表示が現れる。代表的で、且つ、走行者にとって最もありがたいのは、交差点の行き先表示であろう。その他にも高速道路の出入り口案内、道路名の案内(国道・県道番号の表示を含む)、交差点名の表示、周辺駐車場の空車状況、「道の駅」の案内表示、などがある。
一方で、もっとも意味不明なのは道路関連の役所の場所を表す看板だ。「建設省○○国道事務所」「国土交通省○○除雪ステーション」などだ。河川局関連の看板も見かけるような気がする。これらの看板は白地に青い文字で書かれているが、その大きさたるや交差点の行き先表示に匹敵し、立派な支柱も考えれば相当な費用がかかっているに違いない。
しかしこれらの役所は、国民にとってはほとんど用がないものである。用がある人にはあるだろうが、民間の施設と同程度の看板を道路脇に出せば十分なはずである。無駄遣いは即刻やめて頂きたい。全国のこのような看板を2000年の省庁再編で「建設省」から「国土交通省」に書き換えるのにかかった費用を想像するとゾッとする。
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