タイヤ脱落 代替品「開発に数か月」
三菱ふそうトラック・バス(昨年1月に三菱自動車から分社)の大型車でタイヤ脱落事故が相次いだ問題で、リコール(回収、無償修理)対象となる約11万3000台のうちの約2万7000台について、同社が欠陥のない部品を交換品として用意できないことが23日わかった。
同社は、リコール対象だが未使用の部品をいったん装着し、数か月かけて欠陥のない交換品を開発する。国土交通省は、この措置を了承する方針だが、開発までは新品とはいえ安全性に問題のある部品を使うことになり、ユーザーからは不安の声が上がりそうだ。同社は24日、国交省にリコールを正式に届け出る
(読売新聞より)
大型車は後ろから見てもメーカーの判別がしにくい。一方で、三菱ふそう製のクルマの中でもどれが危険な車種がどれかはハッキリしているのだ。車間をおいて走るなり、しばらくやり過ごしてから走るなり、他の通行者が自衛のための選択肢を取ることは可能なのだ。危険なことがハッキリしているのだから、一刻も早くそれを察知して必要な行動が取れるように、目立つように表示するのが当たり前だ。そのための情報提供をなぜしてくれないのか。