最近腹の立つこと
おかしな山手線の時間調整
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2001.9.30
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先日の昼間に、東京のJR山手線(内回り)に乗っていると、東京駅で時間調整のため4分止まり、その二つ先の新橋駅でまた時間調整のために3分止まっていた。理由に関する特別なアナウンスはなく、「時間調整のため」ということで各駅で足止めを喰らってしまった。
3分や4分止まって文句を言うな、などと言ってはいけない。田舎と違って、都会では、電車は1時間に10本以上走るのも当たり前で、山手線も日中は3〜5分程度の間隔で運行されている。
後続の電車が遅れているための時間調整にしては、長すぎである。なぜなら、後続の電車が遅れるまでにはしばらくの間があったはずで、いきなりまとめて7分もやるのではなく、3分ぐらい時間調整する必要が出た時間でやるべきだからだ。しかし、二駅の間に合計7分も時間調整で止まっていれば、次の電車に二度も追いつかれてしまうだろう。では次の電車も時間調整していたのだろうか?
山手線は、おそらく日本で最も有名な環状電車である。環状線という性質から考えると、7分という長い時間であれば、同時に全ての電車が停止していない限り、どこかで後続の電車が前の電車にぶつかってしまう。
これは一体何のための時間調整なのだろうか? 日中なら「大崎行き」「池袋行き」などの一周せずに止まってしまう電車もないから、ダイヤ上の時間調整は、意図してダイヤに停止時間を組み込むのでなければ、ありそうにないように思える。
私には、電気を節約するために止まっていたのではないかと思えて仕方ないのである。
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