最近腹の立つこと
封筒をあまりピッタリと閉めるな
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2007.4.8
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クレジットカードの利用明細、電話料金の明細、その他ダイレクトメールなど、企業から送られてくる封筒の多くは、封入口がとても強固にピッチリとのり付けされている。これは何とか改めるわけにゆかぬものだろうか。
自分で封筒をのり付けするときは、普通はあんなに端から端までベットリと糊を塗らないものだ。また、企業から来る封筒の糊は、その性能が文具店で入手するものに比べはるかに強いように思える。
この開けにくさと言ったら、尋常ではない。まず、爪ではがそうと思っても、とっかかりにする部分がないのである。それでも爪でガリガリやってはがすと、こんどはきれいにはがれず、途中でちぎれる。こうして、最終的には「開ける」というよりも、封筒全体を引き裂くように破ることになってしまう場合が多い。
内容物が飛び出さないようにとか、郵送途中で覗き見されないようにとか、郵送過程で開いてしまわぬようにとか、そういう理由でこれほど強固に封をしているのだとしたら、やりすぎだろう。こんなにしなくたって、十分に防げる。
レターオープナーのようなものも、少なくとも安価なものはあまり使いやすくないし、内容物の縁を一緒に切ってしまう恐れがある。
まるで開ける人のことなど考えていない、というよりも、むしろ開けて欲しくないのではないかとさえ疑いたくなる。
心から読んで欲しいと思っている一部のダイレクトメールは、お菓子の箱を開けるときのような工夫を封筒に凝らしてあったりするものもある。
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