最近腹の立つこと
なぜ留守電の録音開始を、話者に指定させないのか。
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2006.3.20
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私は、留守電が今でも苦手だ。録音テープ相手に、手際よく要件を述べられない。最近では18秒以内とか15秒以内だとかにしゃべり切ることを要求される場合も多く、挨拶とか先日のお礼みたいなことだけ話して肝腎の要件はブチっと切れてしまうような留守電さえたまに聞くことがある。
これは、ひとえに留守電の仕組みが悪いせいだ。突然「留守だ」と言われて、しかも相手(機械)のペースでたんたんと事は進んでいき、一方的に録音開始だと通告されのである。これでは、利用者の都合をまるで無視していると言わざるを得ない。
誰かに電話をかけ、これは全く元々予想すべきことなのではあるが不覚にも、留守電だったために面食らうことはあるだろう。留守電に録音する内容を、即座にまとめられない場合があったって仕方ないのである。当然ながら、メッセージを残すべきかどうかも。
少し考えれば、何を留守電でしゃべるべきかは頭でまとめられる。従って、本当は留守電の自動音声とは次のようにあるべきなのだ。
(現状)
「あいにくですが、ただいま電話に出ることができません。発信音の後に、メッセージを録音して下さい。終わりましたら、シャープを押して下さい。」
(改善案)
「あいにくですが、ただいま電話に出ることができません。シャープを押すと、メッセージの録音を開始します。終わりましたら、再度シャープを押して下さい。」
留守電の機能がこうなっていれば、通話時間は長くなることはあっても短くなることはないだろう。通話料収入が増えるという意味でも、通信事業者は前向きに検討するべきである。
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